ヴィクトリアンとはイギリスがヴィクトリア女王の時代、
そしてエドワーディアンとはエドワード7世の時代。
その時代の文化や服飾品をアメリカでもイギリス国王の名で呼んでいます。
こちらはエドワーディアンから1930年代頃と思われるブラウス。

チュールレースやアイレットレース、貝ボタンがとても綺麗に組み合わせてあります。
1920年ごろのコットンドレス。

刺繍やコットンのレース、肩の繋目部分が可愛いですね。
隣はもう少し古い時代の下着と思われるもの。

スカラッピングに胸元の刺繍も素敵です。肩部分はボタンで外せるようになっています。

こちらも胸元が素敵なナイトドレス。

背中にイニシャル刺繍が入っていて、サイドにはフレアーを出すための布がとてもきれいに
入っています。これは布を無駄に使わない為の当時の裁断法です。

ヴィクトリアンのペチコート。
バッスルといわれる腰当でお尻を膨らませていたので後ろ側にだけギャザーが入っています。
贅沢にあしらわれた裾のレース。そして小さなポケットが…当時の女性達はここにお金を隠しておいたんだとか。
1900年前後と思われるフランスで仕入れた靴。サイズは22.5~23くらいまで。
1900年から女性の権利も服装もどんどん解放されていきますね。
正にその時代を舞台にした
downton abbey, おすすめですー。Rさん、ありがとうございます。
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