「Bakelite Jewelry」
キャンディのようにカラフルで、ガラスのように光ったりもする
現代のプラスティックとは一味違う その独特の色や素材感が最大の魅力であるベークライト。

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1907年に科学者 Baekelandが、化学的に作った樹脂を発明し
「Bakelite」と名付けられた初期のプラスティックです。
水よりも重く熱に強い(一度固まれば溶けることがない)という特性があり、
現在のプラスティックとは少し異なります。
硬いので、宝石と同じように研磨をしたり、機械で作業することができ、
本物のジュエリーのように細かい細工を施せます。

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そもそもジャズエイジと言われた1920年代前後、
アフリカン・アートやロシアのディアギレフ率いるバレエ・リュスなどの影響を受けた
ジョセフィン・ベーカーやナンシー・キュナードなどによるアクセサリー使いが
フラッパーのスタイルに影響を与えました。

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ですが その後、1929年の世界大恐慌により
高級な素材(象牙や翡翠、べっ甲など)を手に入れる余裕がなくなり、
比較的安価で新しい素材であるベークライトが代用され、ジュエリーが作られました。

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またココ・シャネルやエリザ・スキャパレリなどによる
コスチュームジュエリーと高級クチュールを組み合わせたファッションが
一般的な人々にも影響し、
ベークライトやセルロイド、ルーサイトなどの
初期のプラスティックによるジュエリーが流行しました。

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しかし、1942年に第二次世界大戦が始まり、プラスチック・ジュエリーの製造は減少。
また、戦時中にベークライトよりもコストが安く、
製造過程で爆発の危険があるベークライトに比べると、
環境的に安全に作る事の出来るプラスティックが発明されます。
戦後 経済も回復し始めると、工業用以外には作られなくなり、
また、本物の宝石が手に入るようになって、
プラスチック・ジュエリーへの需要は減っていきました。

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しかし1980年代になると、
ベークライト・ジュエリーは再評価されはじめ、コレクターズアイテムに。

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表面が酸化して色が微妙に変化していくので
年月を経てさらに独特の色彩になっていきます。
全く同じものはないので、
現在も世界中のコレクターを魅了し、
年々 希少価値が上がっています。

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約40点ほど、コーディネートしやすいカラー・アイテムが揃ったので、
一同にご紹介したいと思います。

3月28日(土)・29日(日)11:30~ generaL STORE店内にて
もちろん全て1点もののベークライトジュエリーを並べてお待ちしています。

なお、28日(土) cafe la familleはイベントに参加のため、営業していません。

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